2010年10月01日

My Hearts Breaking Even 「re:iris EP」

My Hearts Breaking Even 「re:iris EP」

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Gt, Ba, Dr, Vo/Gt, Vo/Piano の5人からなる新鋭ピアノ・エモ・ロックバンド、My Hearts Breaking Even。 度重なるライブや自主企画での経験を得て手にしたバンドの存在証明を、凄まじい勢いで形にした全国流通デビューシングル。

5人がまさしく “一体” となって叩き付けられるアンサンブルはまるで鉄壁のようである。野太くしっかりと存在感を表現しているベースラインと比類なきヘヴィネスを携えたドラムス。重厚なリズム隊の上に更なる音のレイヤーを重ねるように切り込まれて行くギターのカッティング。そのコード感を増幅させ、楽曲に柔軟性とストーリー性を吹き込むきらびやかなピアノサウンド。そしてそれらを一挙に纏め上げ、音のベクトルを揃えつつも自らの持つカリスマ性、ヒーロー性をふんだんに発揮しているヴォーカル。それぞれのパートが担っている役割は全く違う方向性であるが、各々の役割をしっかりと果たしている為に音の指向性は散漫にならず寧ろ同じ方向を向き、渾然一体となって前へ前へと突撃して行く。このドライブ感、グルーブ感というのは並大抵のバンドでは表現しきれない。彼らの特筆すべき点はそこである。この凄まじき威力の根源は「全てのパートが重なった瞬間の爆発力」にあるのではない。彼らの場合それぞれのパートが虹のように、どの曲のどの瞬間でも綺麗に重なっているからだ。つまり「爆発力の維持」こそが彼らのドライブ感の要因であり、楽曲中に緊張感が途切れる瞬間などほんの0.1秒すらも存在しない。全ての音に血液と感情がほとばしっている。これ程までに直情的、エモーショナルなサウンドが他にあるだろうか?

シングルということもあり収録曲は3曲のみであるが、その3曲に彼らの魅力が100%詰まっている。再生ボタンを押してから3曲を聴き終えるまでに、めくるめく曲展開、多面的なサウンド、衝撃的なまでのエモーションに度肝を抜かされるだろう。彼らのキャリア史上重要なターニングポイントになるであろう渾身の一作。心して耳を傾けるべきである。

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発売日: 2010.6.2
レーベル名: STAND UP THE HERO
品番:SUTH-1003
価格:¥1,000 (tax in)
posted by puri at 15:48| ディスクレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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